DIOXIN・PCB・DDT・・・
多様な化学物質が生態系を侵し始めています。
人間が作り出し、自然環境にまき散らし続けている化学物質は、加速度をつけて、生態系を狂わせ始めています。
1950年代からすでにアメリカ・ヨーロッパで生殖行動や生殖機能に異常の見られる野生動物が相次いで発見されていました。その原因となっているのが“環境ホルモン”または“内分泌性ホルモンかく乱物質”と呼ばれるものです。これらの物質は、体内に入り込むとホルモンに成り済まし、長期間にわたり体に悪影響を与えます。
その環境ホルモンの代表的存在である化学物質が『ダイオキシン』です。
ダイオキシンは青酸カリの1,000倍の毒性、神経ガス・サリンの2倍の毒性を持っています。水ではなく脂質に溶けやすいダイオキシンは一度体内に摂取されてしまうと殆ど体外に排出されないので、一回に体内に入り込む量が少なくてもどんどん蓄積されてしまいます。その結果慢性的障害、あらゆる病気・障害が発生するのです。
ダイオキシンが原因もしくは関連が指摘されているものに、発癌性・生殖機能の低下・子宮内膜症・母乳による赤ちゃんへの影響・胎児への影響・そしてアトピー性皮膚炎などのアレルギーとの関連の研究も始まっています。この恐ろしい物質は、ポリ塩化ビニール=塩素を含むプラスチック製品を300〜600度の低温で燃焼させた時に、最も多く発生するということが分かっています。
ですから、これらの製品を廃棄・処分しようとする場合は確かな技術・施設を持つ信頼できる専門業者を選び、依託することが環境を守り、ひいては人・地球を守ることへとつながります。
メスキュードシステムについて詳しくはこちら 
|